2007年11月08日

思ひ出のコンサートSTAGE4

伊勢正三コンサート編


あのフォークグループの[かぐや姫]のメンバーで、その後フォークデュオ[風]を結成
[22才の別れ]や[なごり雪]は彼の作品

青春時代、いつも彼の唄が、私の後ろで流れていました…

時は西暦1987年

新婚ホヤホヤの、あのユウキから電話がかかってきた

「今度、正やん(伊勢正三)が来るんだけど行ぐべぇ(行くだろ)?」
と言う電話だった

一瞬耳を疑ってしまう程、私にとっては衝撃的だった

だって、彼は私にとって神様のような存在だったから

「行きたい!いや、どうか行かせて下さい」

「それじゃ一番前の席を取っておくから」

「な、な、な、なに〜!」

という事で、6月3日、小雨のぱらつく中、いつもの県民会館へと向かった

そのコンサートにはユウキは来ず、代わりにユウキの新妻ミキちゃんが来た


ミ:「あら〜真ん中じゃなかったね」

一列目の中央若干右側だった

ガ:「いや、充分です。真ん中だとマイクで顔隠れますから…たぶん」

そんな、なんだかぎこちない会話をしているうちに、正やんがギター一本でステージに登場

バックミュージシャンは一人もいない

完全なるソロコンサートだった

「こんばんは…伊勢正三です」
と挨拶をすると、私に向かって

正:「雨は…まだ…降っていますか?」と聞いてきた

ガ:「………あ…」
予期せぬ問いかけに、ただ呆然とする私…

正:「まだ…降ってる…?それとも、止んだ…かな?」

ガ:「すわっ…すわし…ふわっ、ふわっ、ふわってると…おあわわ」

正:「うふっ。シャイな…同士の会話…」

ガ:「あわっ汗」

………
「か、か、神様と喋ってしまった…」

思わず隣の席のユウキの奥さんにそう言うと、ニコッと微笑んでくれた
(いい奥さんだ)

正直、アコースティックギター一本でのライブは地味でしたが、ステージと客席が一体化した実にいいライブでした

それから彼は、しばらく表にでる事がなかったのですが、ここ最近、コンサート活動も再開

そしてまた、大林宣彦監督の大分三部作の第二弾
映画[22才の別れ]も只今上映中

あらすじを読んだら、なかなか良さそうな感じの映画でした
思ひ出のコンサートSTAGE4

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Posted by ⇒ガGラ at 06:00│Comments(5)歌 手
この記事へのコメント
おぉ〜ー!!
力作ですね☆素晴らしい
でも、似てるのか
似てないのか?
顔 …知りません(^-^;
Posted by 藤丸 at 2007年11月08日 06:42
さすがガジラさん、描いたのは顔だけじゃないですね♪
雰囲気までそっくりです♪
幸吉、なごり雪降ると、「なごり雪」口ずさんでます♪
降ってなくとも、時々口ずさんでます(笑)♪
Posted by 幸吉 at 2007年11月08日 08:42
【藤丸さん】
ちょっとマニアック過ぎましたか汗

似てるか似てないかは微妙なところです…

【幸吉さん】
ありがとうございます

[なごり雪]は、私が言うのもなんですが名曲だと思います
シンプルで短い詩なのに、あれほど感情移入できるってスゴいと思います
Posted by ガジラ at 2007年11月08日 14:04
 いいねえ「22歳の別れ」永遠の青春ソングですな。たまにカラオケで歌う時ありますが、いつも場を凍らせてしまいますw。
 ところで、コンサートはいつも誘われててんですが、自分の意思で行ったのはないのですか?
Posted by おさむ茶 at 2007年11月08日 15:08
【おさむ茶さん】
言われてみると、んだりゃ
結構誘われて行くコンサート多かったですね
何せ情報にウトい青年でしたからポリポリ
Posted by ガジラ at 2007年11月08日 18:57
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