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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2007年08月18日

女の子になる日

〜人にはどうしても忘れられない感覚がある〜


なんだかよく分からないのだが、たまに母親に変な服を着せられてしまう事があった

その度
「ズボンは?」
と聞いても、知らんぷりされていた

その服は、股がスースーして落ち着かないのである

そして何故か、その服を着せられるのが、何かのイベントの時

例えば、親戚んチの建前とか、子供会の旅行とか

そして必ず写真を撮られた

今回の絵は、子供会の旅行に行った時の写真を見て描いたのですが
今までは隣に写るイズミちゃんやトシオ君は、眩しいので目をそらしているのだと思っていましたが、これってあからさまに

「お気の毒に…」

って表情にも、見えなくない

よく見るとイズミちゃんの服と色違いのお揃いだし…
  

Posted by ⇒ガGラ at 00:01Comments(8)

2007年08月17日

車が動いた日

〜人にはどうしても忘れられない瞬間がある〜


いつもの様に、家の前に停めてある自動車に乗って遊んでいた

当時の私にとって自動車の運転席は、いろんなボタンやレバーがあり、楽しくてしょうがなかった

「ミサイル発射!」とか「バリア全開!」
などと一人ブツブツ言いながらラジオのボタンを押したり、ツマミをひねったりしていた

ふと運転席の横を見ると、ジェットエンジンを全開にするのに、丁度良いレバーがあった

私は今まで触った事のない未知のレバーに手をかけた

ボタンを押すと、勝手にレバーが下がった

「???」

なんかイマイチの手応えだったので、そのまま気にせずに遊んでいたら、なんだか車が動き出したではないか

「あれ?あれ?」
と言ってる間に車は1メートルくらい進み、前輪が側溝へ落ちてしまった

すると周りの家から人が次々と出て来た

私はパニくっていたので何も聞こえなかったが、かなり凄い音が近所になり響いたらしい

もう私を乗せた車の周りは、近所の大人達に囲まれてしまった

数分後

車は、みなさんのおかげで引き上げられた

私はそのまま硬直状態でハンドルを握りしめながら動く事ができなかった

いや〜
怒られるかな?
と思ったのだけど

「あのレバーだけは触るなよ」
と注意されただけだった

おかげで今でも、たま〜にサイドブレーキを落とさずに走る事がある
(笑)
  

Posted by ⇒ガGラ at 02:21Comments(8)

2007年08月08日

注射の日(1968〜)

幼い頃の思ひ出で、これは外せないでしょう
と言う事で今回は
【注射】

なんだか昔はよく注射されましたよねぇ

特に学校での予防注射は年に1度の恒例行事だったような気がします

で、この予防注射
まるでその人の素が見れて実に楽しかった

日頃は、わんぱく坊主やガキ大将がワンワン泣くのだ

また、いつもおとなしい子が暴れ回ったり、すごいスピードで逃走したり

意外と女子の方が冷静だったような…

アレ?昔って、同じ注射器で次々射たれなかったっけ???
(汗)

一番痛かったのが、BCGってヤツだった

未だに跡が付いてるし

そうそう
最近分かった事なのですが、あるお医者さん曰く

男は女性の1000倍の【痛点】を持っているんだそうです

なるほど
ガキ大将泣くわな


で最近は、病院に行っても、ほとんど薬だけになったので安心してたら、血液検査と称して注射された


看護士さんに
「病気でもないのに注射されるあて損した気分だ!」
と訴えたら

「あら。病気じゃないのに、注射されるなんて得だべしたぁ」
って言われた

ん?どっちなんだ?
  

Posted by ⇒ガGラ at 00:01Comments(9)

2007年08月07日

左利き(1967)

幼稚園の年長の頃
友達に、おもいっきり手を引っ張られて、手首の関節が外れた事があった

あっという間の出来事で、突然右手が動かなくなってかなり焦った
そして困った

どうすれば良いのか分からず、しばらくそのままにしておいた

お弁当の時間になり、何とか左手一本で包みを開き、ふたを開け、箸入れから箸を出し、一口二口食べていたら、先生が
「ガジラ君。右手どうしたの?」
と聞いてきたので
とっさに
「今日から【ぎっちょ】になったんですはぁ」
と誤魔化してみたが、あっさりバレて、隣の部屋に連れていかれて、手首にヨード液を塗って貰った

今思うと脱臼に薬塗ってもねー

帰りに迎えに来た母につれられ【ほねつぎ】へ

カチッと一瞬ではめてもらうと、さっきまで全く動かなかった右手が普段通りに動くようになった

うれしいというより驚いた
そして憧れた
すごい仕事があるものだと

今では接骨医院とかに名前は変わってしまいましたが
【ほねつぎ】

なんとも忘れられない響きの言葉の一つである
  

Posted by ⇒ガGラ at 00:07Comments(9)

2007年08月04日

日焼けコンテスト(1973)

勉強も運動も、まるでダメ夫で虚弱体質だった私だが、何故かつまらぬ事では、一番にならないと気がすまない性格だった

小6の時にクラス内で企画された日焼けコンテスト

夏休み中、誰が一番日焼けしたか
というのを競い合うコンテストだった

虚弱体質の私でも、日焼けくらいなら一番を獲れるかも

と思った私は、夏休み中毎日プールへと通った

お盆の時に来る親類縁者に「ずいぶん日焼けしたなぁ〜」
と言われる度に、いい気持ちになっていた

三学期初登校日
コンテストは開催された

先生:「先ずは男子から。上着脱いで前さ並べ」

ゾロゾロゾロ

一次予選、二次予選と通過
私は最終決戦まで残った

残ったのは、私を含めて3名

中々決着が着かない

先生:「よし。後ろ向け」
私達は指示に従いみんなに背を向けた

女子の熱い視線が日に焼けた背中にしみるゼ
なんて心の中でつぶやいていると
「ぎゃーっ!」
突然、隣のヤツが悲鳴をあげた

横を見ると、先生にズボンをズリ下げられて、半ケツをみんなに晒されていた

そいつは
「な、何すんだ!」
と先生に言うと
先生は「こうすねど、よくわがらねんだ!」
と笑いながら言っていた

私ともう一人は、それを見て、尻を晒してまでも一番にならなくてもいいはぁ
という事で棄権した

自動的に晒しケツ君が一番になった


その後、女子の番

肩をチョイと出すだけの審査が始まった途端

晒しケツ君は
「ふざけんな!全部脱げ!スカートめくってパンツも下ろせ!」
と大声で叫び

あえなく廊下へ退場となった


【何事も一番には、大きなリスクがつきまとうんだな】と彼を見て悟ったのでした
  

Posted by ⇒ガGラ at 00:15Comments(6)