サーキットの狼(1975)

⇒ガGラ

2007年07月10日 00:12

これを外しては20世紀は語れないでしょ
ってくらいの大ブームを起こしたマンガです

正直、これがヒットする前の作者のマンガは実に冴えなかった

【あらし三匹】なんて、ほとんどなんだか分からないマンガだったもんなぁ

このサーキットの狼も、連載開始時は、イマイチ人気がなく、10週で終了の予定だったらしい
ところが突然人気が出て、あのスーパーカーブームを巻き起こしてしまったというのだから驚きである

もしこのマンガがなかったとしたら、ランボルギーニやフェラーリ、ポルシェなどの車メーカーの知名度はどれ程だったのだろうと思うとおもしろい


やはり最初は、主人公が乗るロータスヨーロッパに憧れました

レースの度に【スタピライザー】が壊れるのでハラハラさせられましたが、それがまた良かったような気がします

後に元警察官の沖田(名は不明)の形見のフェラーリディノ246GTを改造したフェラーリRS(レーシング・スペシャル)という、このマンガオリジナルのスーパーカー(今回の絵)が、いがったなぁ

当時は、実車など滅多にお目にかかれるモノでなく、はたまた車関係の雑誌にも、そうそうスーパーカーは掲載されず、白黒の国産中古車販売のページに載る、フェアレディZやサバンナGTを見ては、友達と歓喜の声を挙げていた

どう考えても【スーパーカー消しゴム】なるモノは私の記憶にはなく、当時中学生だった私のコレクションはプラモデルが主流だったような気がします
それもモーターと電池を装備したヤツなので、どうしても運転席などの室内のレイアウトがヘンテコリンなヤツ

のちに、モーターや電池が付かない完全ディスプレー専用のプラモが発売になった時は、うれしさ半分、物足りなさ半分って感じがしたのを憶えています

それにしても、あの頃のスーパーカーは実に美しいかったなぁ

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