プロレスの思ひ出

⇒ガGラ

2008年02月18日 06:30

毎週プロレスを観るのが楽しみだった

プロレスの日は、みんなでサイダーを飲みながらの観戦


祖母だけ
「うう。おっかない、おっかない」
と言って毎週台所へと逃げて行ってました


昔は日本人=善玉、外国人=悪玉という図式で
次々と現れる悪役レスラーに、子供ながら興奮しまくってました

例えば

鉄の爪のフリッツ・フォン・エリックの胃袋掴み

銀髪鬼フレッド・ブラッシーの噛みつき攻撃

白覆面の魔王ザ・デストロイヤーの脚四の字固め

もう存在してるだけで怖い、黒い呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャーや、インドの猛虎タイガージェット・シン

などなど

他になんだかよく分からない黒い魔人ボボ・ブラジルなんて選手もいました(笑)

試合が始まる前の選手紹介の時、着物を着た花束嬢のお姉さんがリングに上がるのですが、渡す前に外国人レスラーに花束を奪い取られるシーンでは

祖父:「バガ!早ぐ逃げろ!」

母親:「なして、出でくんだがよ〜」

ガジ:「馬場!見でねで助けろズ!」

父親:「………」

と、もう試合開始前から大興奮でした

タッグマッチの時などは、一人がレフリーの注意を反らしているうち、もう一人がチョーク(反則)攻撃をしたりすると

祖父:「バガ!後ろだ!後ろ」

母親:「オキシキナ(レフリーの名前)何してんだがよ〜」

ガジ:「馬場。なして助けねんだずヨ」

父親:「……」

そして最後には日本人が勝つわけですが、不服に思う外人レスラーに、ボロボロに服を破かれ逃げまどうレフリーを見ては大笑いしてました


「あんなのは、仕組まれたショーだ」
なんて言う人もいましたが、家族で毎週あんなに興奮し笑ったりできるショーは、そうあるものではないと私は思っています


そのあとメキシコの覆面レスラー、ミル・マスカラスが[スカイ・ハイ]という曲で颯爽と登場するわけですが、そのセンセージョナルな話はまたの機会します


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