21世紀少年★回遊記

今日は、山形は三日町にある藤沢刃物店さんへ行ってきました

藤沢刃物店さんは、知る人ぞ知る、あの【フジの壺】の管理人をされている藤丸さんのお宅なのです

昔から、ちょくちょく前は通っていたのですが、入るのは初めてです
勿論、藤丸さんとお逢いするのも初めて

時計を見ると15時30分を回っていましたので、もしかしたら藤丸さん、いつものヤ○○ワ松○町店に買い物へ行っちゃったかなあと思いながら車を走らせました

んーこの早る気持ちを邪魔するかの様に、次々と信号がレッドに光りやがる〜

そんな感じで、お店に到着したのが16時過ぎ

お店の前には黒い高級車が一台停まっている
さすが巨匠のお店は、来るお客さんも違うねぇ

などと思いながら店内へ

丁度、そのお客さんとすれ違いになった

お客さんの後ろに藤丸さんらしき女性が見えた

「ガジラです」
(本当は、ここで合言葉の「メダカはうメダカ？」と言うつもりだったが翔んでしまった汗)

と言うと、その女性はニッコリ微笑んだ

アレ？私の藤丸さんのイメージでは「んちゃ！」とかって言うのかな…なんて思っていたから、ちょっと拍子抜けした

すると私の後ろに何気に巨匠がいらっしゃるではないか！

そして巨匠の質問の連射がパパパーンと…

「ふ、藤丸さんらしき人よ。何と応えれば良いのでしょう？」

藤丸さんらしき人:「包丁買いに来てくれたんだ」

巨匠:「包丁？」

はい。私、どこから見ても包丁を扱うような人間には見えませんよねぇ…汗

ガ:「あ、あ、これ娘さんへ」
と、ちょっとした手土産を渡すと

巨匠:「む・す・め？」

藤丸さんであろう人:「そう学校の…お知り合い」

巨匠:「そうか。それならコーヒーでも煎れるか」
そう言われながら奥へと行かれた

藤丸さんらしき人は、やっぱり藤丸さんだった
♪ヽ(´▽｀)/

いやーそれにしてもいろんなモノが沢山あります

一体ここは何屋さんなんですか…

刃が付いていないモノまであるではないですか！

この暴走しそうなワクワク感を制御するのが精一杯だった

それにしても不思議な感じです
初対面にも関わらず、お互いの事を、いろいろ知ってる訳ですから…

そう、長い間文通してて、初めて逢ったって時の感じに似てるかな

巨匠が煎れて下さったコーヒーを頂き、藤丸さんに選んで貰った、巨匠の名の入った、パウダー・ハイスピードスチールのペティナイフを購入

［ガジラ］と名を彫って頂きました

で、突然藤丸さんが
「記念に画像撮ってもいい？」
と言うので、少し照れながらポーズを決めていたら、ナイフの方でした…

家に帰り、早速取り出してみたらスゴいワ！

正直、巨匠作なので、もしかしたら私なんて跳ね退けられちゃうかな…と不安でしたが、私の手に合わせて作って下さったのですか？と錯覚してしまう程、スーと手に馴染む感触に感動を覚えました

それから一緒に購入した小さな、小さな、マザー・オブ・パールの付いたナイフ
(これって、もしかしてペンダントヘッドですか？)
こちらもかなり気に入りました

という事で11月8日
［いい刃と出会えた日］でした

藤丸さん
仲人、ありがとう！




洋服の柄とデザインが複雑でよく分かりませんでした
でもこんな感じだったと思います